赤本・過去問演習
を通じた学習法
◆理科
物理は、教科書程度の例題がスラスラ解けても、実際の入試問題になると全く歯が立たないことがある。
物理の場合はインプットすべき公式や解法パターンが少なく、教科書の内容がほぼ理解できていればあとは過去問演習だが、赤本などでは解説が薄く使いにくいので、入試の標準的な問題を集めてある解説の充実した問題集を使ってインプットとアウトプットを並行して進めるとよい。
化学と生物は、基本事項をある程度インプットした後はすぐに実践演習に入り、「解きながら覚える」「解きながらチェックする」ようにするのが良い。
その場合、過去問を早くからやる必要はなく、重要事項を網羅した良質の問題集を使った方が効果は高い。
要領の悪い受験生は基本事項の暗記に莫大な時間をかけがちだが、インプットばかりでは非効率的である。
化学にしても生物にしても、問題集と参考書を併用しつつうまく全体を網羅し、そこから志望校や併願校の過去問を使ってアウトプット力をつけていくことが望ましい。
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□理科