実践「ニュース小論文」第3回答案紹介

さて、それでは答案を御紹介いたしましょう。

第3回課題はこちら>>


[1]
私にとっての日本人であることのアイデンティティとは、ごはんと味噌汁である。日本人は従来健康的な食生活で、肥満になる人が他国と比べ少なかった。しかし今、油と糖分たっぷりの洋食を好む人が増え、日本の良さが失われていると感じる。そこで私は、食品の専門家になり、日本食の素晴らしさを今一度人々に広めようと思う。何年後になっても、日本人の心にごはんと味噌汁があり続けて欲しい。(183字)

講評


[2]
「他民族から支配されず千年以上同一民族で自治を続けてきた~」の答案は、わずか159字でした。内容を見る前に零点にされてしまいます。


[3]
同じ日本人であっても地域によって様々な特色がある。日本人のアイデンティティとは混在の中の共存にあると思われる。日本に住んでいながら世界に目を向けることの多い私達は自国の文化や他地域について知らないことが多々ある。(以下、省略)。(189字)

講評


[4]
私は日本人のアイデンティティとは勤勉さにあると考え、これを大切にしたい。社会に出ても日本のなかでは一生懸命働くとこは当然のことであるが、現在のグローバル社会では外国人に負けない日本人らしさ、つまり仕事に対する勤勉さがよりいっそう必要と感じる。また、私は患者に慕われる医者、あるいは難病の治療法を研究する医者を目指しているので医師にとって勤勉さ、自己犠牲をいとわない姿勢が重要であると考えている。(197字)

講評


[5]
わたしの日本人としてのアイデンティティは日本語にある。日本語で思考することが私を日本人たらしめる。どこにいようと日本語がきちんと扱えれば、その人は日本人であると私は考える。今日、社会人として英語ができることが求められる。しかし、日本語が扱えなくなれば、それは、日本人としてのアイデンティティの消滅を意味する。故に、日本語を学び、日本語で思考し、表現していくことが私の将来の糧になると考える。(195字)

講評

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以上、講評を終わります。取り上げさせて頂いた皆様、御協力ありがとうございました。

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実践「ニュース小論文」第5回課題

今回の出題は「受験指南」にしました。このページを終了して「日めくりゴロゴ」から「受験指南」をご覧ください。

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