次の各文の傍線部の「る」「らる」の意味を答えよ。
さやうの所にてこそ、よろづに心づかひせらるれ。 (徒然草)
自発
○さやうの所にてこそ、よろづに心づかひせらるれ。(徒然草)
=そのような所では、何事も気配りを自然とするようになるのである。
・係り結び「こそ」→「らるれ」(「らる」の已然形)
「心づかひす」=「気配りをする」という語は心情語。心情語+「らる」=自発。