センター英語・第2問C
「語順整序問題」(2)

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■問1■(2008年センター本試験)
Do you remember where that bicycle shop was?
Something (  )(  )(  )(  )(  ) I bought at the sale.

(1) gone
(2) has
(3) the bicycle
(4) with
(5) wrong

「自転車屋さんどこだったか覚えてる?」の後に続く文となりますが、まず確実に目をつけなければならないのが「bought」です。
この動詞「買う」の後に、目的語Oがないことに気がつきます。
目的語が不足している文、これこそが「不完全な文」です。

なので、I bought at the sale の前には、必ず「説明すべき名詞」を置かなければなりません。
選択肢の中で「説明すべき名詞」となるものを探すと、(3) the bicycle だと分かりますね。

さらに、ここが重要。
英文中で主語以外の形で名詞を用いる際には、その名詞の直前に動詞または前置詞が必要となります。
よって、(3) the bicycle の前には前置詞(4) with が来ると決まります。

文のSVも作らなければならないので、「Something has gone」のまとまりを作れば、一気にゴールです。

正解は(2)(1)(5)(4)(3)

Something has gone wrong with the bicycle (which) I bought at the sale.
「セールで買った自転車がなにかおかしいんだよね。」

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■問2■(2009年センター本試験)
You should be careful about what you eat now, because it is often said that you are what you eat, which means:
Everything (  )(  )(  )(  )(  )(  )in the future.

(1) eat
(2) on
(3) some effect
(4) you
(5) your body
(6) will have

最初の文は、「食べるものには注意しないといけないよ。それは、あなたはあなたが食べている物そのものだと言われることがよくあるからです。これはつまり…、」という訳になります。
そして後に続く Everything で始まる文を作ります。

ここでの着眼点は、「will have」と「eat」という動詞です。
動詞は、語順決定の際に大きな役割を果たします。

eat の場合、その動作主(誰が=S)と、動作の対象(何を=O)の前後を決めることができます。

選択肢の中から考えると、eat の動作主になれるのは、「人」である you しかいません。

次に eat の動作の対象を探してみると、選択肢の中で見つけることが出来ません。
さすがに(3) some effect、(5) your body は食べる事はできませんからね。

ということは、「you eat」が、Oが不足している「不完全な文」になっているということです。
よって、「you eat」の前には「説明すべき名詞」が来ることが分かります。

「説明すべき名詞」の候補は、Everything、some effect、your body の3つです。
関係代名詞をマスターしていれば分かると思いますが、eat の後に本来置かれる名詞(目的語)と、直前の「説明すべき名詞」は、同一物になります。
したがって、「説明すべき名詞」は Everything と決定できます。

よって、Everything you eat「あなたが食べるものすべて」が主語になり、その後に本動詞 will have が来る、1つのまとまりができました。

残るは (2) on、(3) some effect、(5) your body の3つです。
問1でも触れましたが、主語でない名詞は、動詞か前置詞の後にしか置けません。
ですから、「some effect on your body」か「your body on some effect」のいずれかとなり、文意より、

Everything you eat will have some effect on your body
「あなたが食べるものすべてが、あなたの体にいくらかの影響を及ぼします。」

と決定できます。
正解は(4)(1)(6)(3)(2)(5)となります。

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