問題演習(1)
……………………
■問1■
(2000年センター本試験)
Sarah is always able to answer the teacher's questions. She is such a ( ) girl.
(1) dependent
(2) lazy
(3) shy
(4) smart
■解答・解説■
「サラは、先生の質問にいつも答えられるほどに(利口な/活発な)女の子だ。」
だから「利口な」という意味を持つ、(4) smart が正解です。
smart という語を聞くと、日本語的には「痩せている」というイメージが強いですが、実際にはそんな意味はありません。
「痩せている」は slender や slim で表します。
また、thin にも「痩せている」の意味がありますが、この語は「(病気や栄養不足で)痩せている」というニュアンスなので使い方を間違えないようにしましょう。
ちなみに(1) dependent は「頼っている」、(2) lazy は「怠けた」、(3) shy は「内気な」という意味です。
……………………
■問2■
(2000年センター追試験)
"Hurry up or we'll be late!"
"Don't worry. I'll be ready ( ) two minutes."
(1) after
(2) by
(3) for
(4) in
■解答・解説■
前置詞の問題でしたが、正解できましたか?
この問題では、「あと2分したら準備できるから」という意味を表さなくてはなりません。
この前置詞はセンターでも出題率の高い前置詞です。
正解は(4) in となります。
この in は、「(今から)〜後に/〜たったら」という意味を表すもので、“経過を表す in ”と呼ばれています。
これは絶対に覚えておきましょう。
注意しておきたいのが、(1) after です。
間違えた人の多くは、「2分後に」の「後」という意味で after を選んだのではないでしょうか。
after は、「一点の時」を基準にして「〜の後に」という意味になります。
例えば、
after two o'clock
のように用います。
この問題での two minutes は、「一点の時」ではないので、after は不正解となります。
さらに追加で、以下の前置詞についても覚えておきましょう。
by :「期限:〜までに」
till(until) :「継続:〜までずっと」
こちらもよく出題されるので要チェックです。
……………………
あなたは「英文法」に自信がありますか?
ちょっとでも不安要素がある人は、ぜひ僕のDVD教材『徳村英樹の英文法・必修講座』で、文法を極めてください!
この『英文法・必修講座』は、DVD9枚組!
映像授業だから自宅で自分のペースで進められるのがメリットです。
授業では準動詞・関係詞・時制・仮定法といった、英文読解に欠かせない文法事項を、徹底的に分かりやすく解説しています。
また、入試でもよく出題される文法問題の演習もたっぷり用意しました。
そこでは、単に正解がどれなのかを解説するだけでなく、不正解の選択肢がなぜ×になるのかもしっかり解説しています。
正解・不正解の「根拠」が解るようになることで、問題に対して自信を持って正解を導き出せる力が身につきます。
この講座を受講して、どんな大学の入試問題でも対応できる実力を鍛えましょう!!
□『徳村英樹の英文法・必修講座』