第54回【解答】
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【解答・解説】
疑問詞「豈」が終助詞を併用する場合は「哉」が使われることが多い。
例えば「豈遠千里哉」は「豈に千里を遠しとせんや」と書き下し、意味は「どうして千里の道を遠いと思うだろうか、いや、思わない」となる。
しかし、センターでは反語は否定的な内容で訳出されたものが正解になる場合が多い。
選択肢では「千里の道を遠いとは思わない」、あるいは「どうして千里の道を遠いと思うはずがあろうか」というのがあれば、それが正解だ。
ここで覚えるべきことは、「豈」ときたら「反語」ということだ。
ゴロは、
「兄(豈)に反抗(反語)!」。
あんまり兄(豈)に反抗(反語)しすぎないように注意だぞ。
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