動詞と前置詞の関係(4)

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【 of 】

前置詞の of は、

 「分離・剥奪」
 「確信」
 「喜び・誇り・疲れ・恐れの原因」

を表して、それに付随する動作とともに用いられます。


■ 分離・剥奪 ■

rob A of
≒ deprive A of
「AからBを奪う」

cure A of
「AからB(病気など)を取り除く」

ease A of
「AからB(重荷など)を取り除く」

relieve A of
「AからB(心配・苦痛など)を取り除いて安心させる」

clear A of
「A(場所)からB(邪魔な物)を取り除く」

get rid of
「Oを片付ける、Oから抜け出す」


■ 確信 ■

be sure of
≒ be assured of
≒ be certain of
≒ be convinced of
≒ be persuaded of
≒ be positive of
「Oを確信している」

persuade A of
≒ assure A of
≒ convince A of
「AにBを確信させる、納得させる」

be aware of
≒ be conscious of
「Oに気がついている、Oを知っている」


■ 喜び・誇り・疲れ・恐れの原因 ■

be glad of
「Oをうれしく思う」

be fond of
「Oが大好きである」

be proud of
「Oを誇りに思っている」

be tired of
「Oにうんざりしている」

be sick of
「Oにうんざりしている」

be ashamed of
「Oを恥じている」

be afraid of
「Oを恐れる、Oがこわい」

be frightened of
「Oをこわいと思う」

be scared of
「Oを恐れる」

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「of」が持つイメージをしっかり頭に入れてくださいね。

次回は、「for」を取り上げます。

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