問題演習(12)
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■問1■
It's our wedding anniversary next Tuesday, and by then we ( ) married for ten years.
(2000年センター追試験)
(1) are
(2) will have
(3) will have been
(4) would have
■解答■
married(Vp.p)の用法の区別ができていれば大丈夫な問題です。
・get married
「結婚する」
・be married
「結婚している」
前者は「動作」、後者は「状態」を表します。
問題文は、
「今度の火曜日の結婚記念日で、結婚10年になる。」
という意味になります。
直訳的に考えると、
「結婚している状態が、今度の火曜日までで10年続いているだろう。」
となり、未来完了形を用いて表します。
よって正解は、状態を表す be married の未来完了形である(3) will have been になります。
似たような用法を持つ語として、
・get angry
「怒る」
・be angry
「怒っている」
・die
「死ぬ」
・be dead
「死んでいる」
などもあるので、合わせて覚えておきましょう。
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■問2■
"John ( ) to like the fried rice."
"He sure does! That's his third helping."
(1999年センター本試験)
(1) dares
(2) looks
(3) seems
(4) wants
■解答■
会話の内容をまとめると、
「ジョンはチャーハンを3杯も食べているから、チャーハンが好きみたいだ。」
という意味になることが分かったでしょうか?
ちなみに helping は「(食べ物の)1杯」という意味です。
正解は(3) seems になります。
「好きみたいだ」という文意から、推測系動詞が入るわけです。
( )の後に不定詞 to like が来ていることもヒントになります。
推測系の動詞には、以下のようなものがあります
・seem
・appear
・be thought
・be supposed
・be believed
・be said
「〜のようだ、〜だと思われている、〜だと言われている」
推測系動詞の後にくる動作は、あくまでも「やるのか、やらないのか、不確かな動作」になります。
その「不確かな動作」を表すのが、不定詞(to V)というわけです。
「不確かな動作」が、推測している時点と同時の動作である場合は、単純不定詞(to V)を用います。
それに対して、推測している時点よりも過去の時点の動作であれば、完了不定詞(to have Vp.p)を用います。
どちらにおいても、とにかく推測系動詞が来たら、後に続く準動詞は不定詞で決定、と覚えてしまいましょう。
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