長文の学習法
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長文の学習で大切なのは、読んだ長文の中で、文構造が取れず訳があやふやな英文を明確にし、その文を完全に理解・克服していくことです。
(そのためにも読みながら分からない英文が出てきたら、マーカーでチェックを入れていくと良いでしょう。)
文構造が分からない文に関しては、まず和訳を利用して、その構造を確認するのが良いでしょう。
和訳を見ても構造が分からない文については、身近にいる先生などに質問して、必ず解決しておくこと!
また長文には、時間をかけて読むべき英文と、さっと流して読む英文が散りばめられています。
精読(文型や文構造を意識しながら読むこと)すべき英文と、スラッシュで素早く読むべき英文とを区別するようにしていきましょう。
すべての英文を精読していると、当然制限時間内に解き終えることができなくなってしまいます。
スピードアップのためには、日頃からこの区別を訓練することが大切です。
繰り返しになりますが、長文学習は単に読んで解いての繰り返しでは実力につながりません。
・スピードを意識しながら長文を読む
・文中で文構造が掴めなかった英文をしらみつぶしに挙げていく
この2点が長文学習のカギなのです!
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「おすすめの長文教材」についてですが、センターレベルであれば、やはり「センター試験の過去問」でしょう。
一番無難であり、安価で入手できます。
使う問題としては、第3問以降の読み物が良いでしょう。もちろん対話文でも構いません。
様々なタイプ・ジャンルの英文に多く触れることが重要です。
1年分の過去問で、第3問〜第6問まで長文を5題解くことができます。
月曜から金曜までの5日間で1題ずつ、土・日で復習にあてて、ちょうど1週間で1年分がこなせます。
センター過去問は20年分以上あり、さらに追試験まであるので、このやり方で相当量の英文が読めることになります。
目安は10年分かと思いますが、じっくり20年分をやってみる価値も大いにあります。
ぜひ取り組んでみてください!
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文構造の理解には、英文法のマスターが必須!
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