動詞と前置詞の関係(8)
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【 into 】
前置詞の into は、
「(無理やり・騙して・説得して)Oに〜させる」
「変化」
を表して、それに付随する動作とともに用いられます。
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■ (無理やり・騙して・説得して)Oに〜させる ■
force O into doing
「Oに無理やり〜させる」
persuade O into doing
≒ talk O into doing
≒ argue O into doing
「Oを説得して〜させる」
deceive O into doing
≒ cheat O into doing
≒ trick O into doing
≒ fool O into doing
「Oをだまして〜させる」
tempt O into doing
「Oを誘惑して〜する気にさせる」
◇
■ 変化 ■
make A into B
「AをBにする、AをBに仕立てる、AをBに作り替える」
change A into B
「AをBに変える」
put A into B
「AをBにする、AをBに変える、AをBで表現する」
convert A into B
「AをBに変える、転換する、変換する」
translate A into B
「AをBに変える、翻訳する、言い替える」
divide A into B
「AをB分ける」
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【 against 】
前置詞の against は、
「露骨な敵意・悪意」
「反乱・反抗」
を表して、それに付随する動作とともに用いられます。
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■ 露骨な敵意・悪意 ■
hostility against[to,toward] O
「Oに対する敵意」
(a) prejudice against[toward] O
「Oに対する偏見」
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■ 反乱・反抗 ■
be against O
「Oに反対している、反している」
go against O
「Oに反対する、反する」
rise (up) against O
「Oに対して立ち上がる、反乱を起こす」
rebel against O
「Oに反乱を起こす」
(a) reaction against O
「Oに対する反動、反発」
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以上で「動詞と前置詞の関係」シリーズは終了です。
もう一度最初から復習してみてくださいね。
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