第57回【解答】
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【解答・解説】
センター国語の解答時間としては、
現代文45分、古文20分、漢文15分
というのが平均的速度。
しかし、現代文が難しい年にあたるとそこに時間をとられてしまい、最後の古文を15分程度で解くことになる。
しかし、古文は文章量が多いので、これはかなりキビシイ時間配分になる。
その意味で、まず漢文を解き、現代文２題を解いた後、古文を最後にまわす作戦がオススメだ。
最初の漢文を10分程度で通過できれば、後がかなり楽になる。
したがって、センターで高得点を狙っている人は、「漢文」を制覇することが第一条件といえる。
特に、国語で80％以上の得点率を狙っている人は、「漢文満点」を絶対条件のつもりで対策を立ててほしい。
対策の立て方はシンプルだ。
『漢文ゴロゴ』を何周か繰り返しつつ、センター漢文の過去問を20年分解くこと！
これに尽きる。
次に制覇しやすいのが「評論」。
これは漢字や語彙力をつけることで読む速度を上げることができる。
また、センターは選択肢を選ぶ問題しかないので、解法をパターン化でき、慣れればかなりの高得点が見込める。
その次が「小説」だが、実は受験生の多くが「小説」をナメてかかっている。
「小説ならなんとかなる」と思っているようだが、残念ながらセンター小説はそんなに甘くない。
詳しくは『現代文ゴロゴ解法公式集１ センター試験編』に譲るが、センター小説で高得点を取ろうと思うなら、「客観的な読解法」を身につけ、さらに「最低10題以上問題をこなす」ことが必要になる。
甘く考えていると落とし穴にはまるのが「小説」だと肝に銘じていてほしい。
そして最後が最大の関門である「古文」。
これは「文法＋単語力＋読解力」のすべてを要求するもので、そのいずれもが高いレベルにある。
偏差値に換算すると65以上の力がないと80％の得点は取れない。
ただし文法はちゃんと体系的に勉強しさえすれば必ず得点できる問題が出題されているので、食わず嫌いをせず早目に古文文法を制覇してほしい。
古文・三種の神器『古文単語ゴロゴ』、『古文文法ゴロゴ』、『古文読解ゴロゴ』を信じて、完全制覇を目指そう！
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