センター本番までの勉強法

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英語学習において、今から受験本番までにやって欲しいことを2つあげます。

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まずは語彙力強化
これは、毎日確実にやることが大切です。

僕が勧める方法は、「単語集を決め、その単語集を1日100個ずつ覚えていく」というものです。

100個全部を覚えるつもりで取り組んでも、すべてを覚えることはなかなかできません。
また、500個ぐらいに到達した時に、以前に覚えたものが不安になって、前に戻って確認してみたくなることもあると思います。

しかしそこは我慢して、先へ先へと進んでください
戻って覚え直すよりも、先に進んでいく方が語彙力は上がっていきます。


単語集はどれを取ってみても、多くて2000語程度ですから、20日で1周出来ることになります。
センターまでの期間で考えると、まだこれから5周できる計算になります。
5周もできれば、大概の単語は覚えられます。

2周目に進むときは、1周目で覚えられなかった単語を中心に、単語カードにおこして覚えていきましょう。
そして3周目以降も同様に、それまで覚えられなかった単語をカードにまとめていきます。


この「1日100個」の方法は、1日の中の隙間の時間(ちょっとした時間)を活用することが大切です。

時間は限られていますから、まとまった時間で一気にやろうとは考えずに、隙間の時間でやっていくことをお勧めします。


また、単語集は志望校に応じたものを選ぶことも大切です。

僕が個人的に好きな単語集は、二次試験・難関私大向けには中澤一先生の『単語王2202』(オー・メソッド出版)、センター試験レベルであれば、安河内哲也先生の『FORMULA1700』(東進ブックス)ですね。

他にも良い単語集はたくさんありますので、自分に合ったものを探して、今すぐにでも始めましょう。
初めにも言いましたが、続けることが重要です

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次は長文演習

英語で得点できない人は、センターレベルの英文で構わないので、「1日1題」を目安に読んでいきましょう。

センターレベルの英文は、ほぼ「スラッシュリーディング」で読めます。
「句」や「節」で区切りながら、前から読んでいく読み方です。

まだ「句」や「節」の理解が完璧でない人は、手前味噌になりますが、僕のDVD講座「英文法&英語構文・入門講座」をぜひ見てみてください。

このDVDは約200分の授業で、英語学習の根底の理解に絶対必要な「品詞の理解」から、「句・節の理解」までしっかり解説しています。

基礎を学ぶというイメージよりも、以後の英語学習をスムーズにするための教材と言えると思います。
長文が苦手な人はぜひ受講してください。


また、二次試験レベルの長文演習には、やはり志望大学の過去問が一番です。

過去問1年分を一気に解くのは大変かつ時間もかかりますので、大問を1日1題ずつ解いていくやり方をお勧めします。

過去問の入手には、学校などに保管されている赤本や、大手予備校のサイトなどが活用できると思います。


長文演習の際に一番重要なのは、訳せなかった英文にマーカーを入れて、解説や和訳を元にその英文の構造をつかむことです。

構造がどうしても分からない場合は、身近な先生などに質問して、必ず分かるまでやってください。

もし1つの長文問題にたくさんのマーカーが引かれたとなれば、まだその大学のレベルに到達していないということです。
その場合は少しレベルを下げてやってみましょう。

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どちらも1日の中で無理のないレベル(量)だと思います。
受験本番まで、確実に「英単語1日100個」「長文演習1日1題」を続けてみてください。

君の実力はまだまだ伸びる!!

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